すでに宿題を広げていた川上くんは、英語をやっていたようだ。
「白咲さんが来るまでに単語終わらせちゃおうと思ったんだけど、間に合わなかったわ」
見せてもらったプリントには、びっしりと単語が書かれていて驚いた。
「すごい、もうこんなに進んでる」
「書いただけでちゃんと頭に入ってるのかは自分でもよくわかんないけどな」
「川上くん頭良いから大丈夫ですよ」
わたしも負けてられない。
そう思って同じように宿題を広げる。
たまに川上くんがわからないところを聞いてくるくらいで、基本的には喋ることもなく静かに集中して取り組むことができた。
「白咲さん、ごめんここ教えて」
「ん?あぁ、これは……」
どうしても静かにしないといけないから、顔を近付ける。
ふとした時にその近さに驚いて
「っ!?……ごめんなさい、近すぎましたねっ……」
「いや、俺もごめん……」
と、恥ずかしくなって顔をそらしたりもする。
だけどしばらくするとそんな近さにも慣れてきて、
「白咲さん、ここは?」
「これは現在進行形だからまずはこっちの動詞にingを付けないといけなくて……」
「あ、そっか。それでbe動詞を主語に合わせるのか。なるほど。ありがとう」
緊張もせずに勉強が進む。
二時間も経つ頃にはかなり進んでいた。
「白咲さんが来るまでに単語終わらせちゃおうと思ったんだけど、間に合わなかったわ」
見せてもらったプリントには、びっしりと単語が書かれていて驚いた。
「すごい、もうこんなに進んでる」
「書いただけでちゃんと頭に入ってるのかは自分でもよくわかんないけどな」
「川上くん頭良いから大丈夫ですよ」
わたしも負けてられない。
そう思って同じように宿題を広げる。
たまに川上くんがわからないところを聞いてくるくらいで、基本的には喋ることもなく静かに集中して取り組むことができた。
「白咲さん、ごめんここ教えて」
「ん?あぁ、これは……」
どうしても静かにしないといけないから、顔を近付ける。
ふとした時にその近さに驚いて
「っ!?……ごめんなさい、近すぎましたねっ……」
「いや、俺もごめん……」
と、恥ずかしくなって顔をそらしたりもする。
だけどしばらくするとそんな近さにも慣れてきて、
「白咲さん、ここは?」
「これは現在進行形だからまずはこっちの動詞にingを付けないといけなくて……」
「あ、そっか。それでbe動詞を主語に合わせるのか。なるほど。ありがとう」
緊張もせずに勉強が進む。
二時間も経つ頃にはかなり進んでいた。



