中3の時、私涼宮 菜乃は初めて失恋をした。
相手のことは本当に好きだった。
顔で好きになったんじゃない。
好きになったきっかけは些細なことだった。
ある日私は大事な試験中に消しゴムを持っていないことに気づいた。
やばい、どうしよう。
私は焦って固まっていると、横からずっと手が伸びてきて、消しゴムが机の上に置かれた。
私は助かったと思い、その消しゴムを使って、テストを受けた。
テストが終わると、消しゴムを置いてくれた人、山本 誠也に話しかけた
「ありがとう。消しゴム貸してくれて」
彼は爽やかな笑みを見せ、
「全然!それより、問題解けて良かったね!隣で涼宮さんが焦ってたからもしかしてって思ったから良かった」
なんて爽やかな人なんだろう。これが彼への第一印象だった。
隣にいたのに全然話すこともなかったから分からなかったけどこんな人だったんだと思った。
彼の机を見ると消しゴムがなかった。
「もしかして、山本君消しゴムを私に貸してくれたせいで消しゴムなしでテスト受けたの?」
と聞くと、彼はまたあの爽やかな笑みを浮かべて、
「そうだよ!でも大丈夫だよ!俺、問題の意味が分からないし合ってるか間違っているのかも分からないから消す必要が無いんだ!」
私は思わず吹き出してしまった。
「あはは!変なの!」
彼もはははと笑う。
そして私は彼の白い歯が見える爽やかな笑みを見ると胸がきゅっとなった。
私、山本君のこと好きになったかも-
相手のことは本当に好きだった。
顔で好きになったんじゃない。
好きになったきっかけは些細なことだった。
ある日私は大事な試験中に消しゴムを持っていないことに気づいた。
やばい、どうしよう。
私は焦って固まっていると、横からずっと手が伸びてきて、消しゴムが机の上に置かれた。
私は助かったと思い、その消しゴムを使って、テストを受けた。
テストが終わると、消しゴムを置いてくれた人、山本 誠也に話しかけた
「ありがとう。消しゴム貸してくれて」
彼は爽やかな笑みを見せ、
「全然!それより、問題解けて良かったね!隣で涼宮さんが焦ってたからもしかしてって思ったから良かった」
なんて爽やかな人なんだろう。これが彼への第一印象だった。
隣にいたのに全然話すこともなかったから分からなかったけどこんな人だったんだと思った。
彼の机を見ると消しゴムがなかった。
「もしかして、山本君消しゴムを私に貸してくれたせいで消しゴムなしでテスト受けたの?」
と聞くと、彼はまたあの爽やかな笑みを浮かべて、
「そうだよ!でも大丈夫だよ!俺、問題の意味が分からないし合ってるか間違っているのかも分からないから消す必要が無いんだ!」
私は思わず吹き出してしまった。
「あはは!変なの!」
彼もはははと笑う。
そして私は彼の白い歯が見える爽やかな笑みを見ると胸がきゅっとなった。
私、山本君のこと好きになったかも-