お礼を言ってすぐにまた廊下を走った。
2階の窓ガラスから下を見たら今まさに正門をでようとしている彼の背中が目に映る。
「岳、待ってー」
大声で叫んだのに気づいてくれない。
走りながらまた彼に届くように声を張り上げた。
「待ちなさいよっ岳」
「待てー、帰るなー」
だけど彼はとうとう正門を出てしまい、見えなくなってしまった。
それでも、諦めずに呼びかけた。
「岳、私決めたよ、誰と付き合うかちゃんと選んだよ」
「やっと、わかったの、誰が好きなのか」
思いつく限りの言葉を絞り出した。
「クールで、きっちりしてて愛想がなくて、頑固で。意地悪で、やきもち焼きで。不器用で」
「弟想いのブラコン」
しばらくしたらようやく彼は自分に向かって言われていることに気づいたのか戻って来てくれた。
2階の窓ガラスから下を見たら今まさに正門をでようとしている彼の背中が目に映る。
「岳、待ってー」
大声で叫んだのに気づいてくれない。
走りながらまた彼に届くように声を張り上げた。
「待ちなさいよっ岳」
「待てー、帰るなー」
だけど彼はとうとう正門を出てしまい、見えなくなってしまった。
それでも、諦めずに呼びかけた。
「岳、私決めたよ、誰と付き合うかちゃんと選んだよ」
「やっと、わかったの、誰が好きなのか」
思いつく限りの言葉を絞り出した。
「クールで、きっちりしてて愛想がなくて、頑固で。意地悪で、やきもち焼きで。不器用で」
「弟想いのブラコン」
しばらくしたらようやく彼は自分に向かって言われていることに気づいたのか戻って来てくれた。



