その時、ガタンと後ろで音がした。
振り返るとそこには扉に手を置いて立ち尽くす岳がいたから、飛び上がりそうなくらいびっくりした。
「岳」
彼は眉間に皺を寄せ憮然としている。
「何やってんだよ、空。俺のフリして美緒をこんなとこに連れてきて」
「来るのが遅いよ。ちゃんと連絡してあげたのに。兄貴が遅いからまた美緒とキスしちゃったよ」
「おまえっ」
「ち、違う」
どうして空くんがそんな挑発するような嘘をつくのかわけがわからない。
このままじゃ、また喧嘩になっちゃう。
「どうすんだよ、兄貴。
ここで決着つける?まあ、結果は見えてるけどね」
「何が決着だ、早く美緒を離せ」
「美緒にどっちと正式に付き合うか決めてもらおうよ」
私をさらに強く抱きしめながら空くんはニヤリと笑う。
「空くんっ」
振り返るとそこには扉に手を置いて立ち尽くす岳がいたから、飛び上がりそうなくらいびっくりした。
「岳」
彼は眉間に皺を寄せ憮然としている。
「何やってんだよ、空。俺のフリして美緒をこんなとこに連れてきて」
「来るのが遅いよ。ちゃんと連絡してあげたのに。兄貴が遅いからまた美緒とキスしちゃったよ」
「おまえっ」
「ち、違う」
どうして空くんがそんな挑発するような嘘をつくのかわけがわからない。
このままじゃ、また喧嘩になっちゃう。
「どうすんだよ、兄貴。
ここで決着つける?まあ、結果は見えてるけどね」
「何が決着だ、早く美緒を離せ」
「美緒にどっちと正式に付き合うか決めてもらおうよ」
私をさらに強く抱きしめながら空くんはニヤリと笑う。
「空くんっ」



