クローン人間の僕と人間の彼女

俺と功太は急いでレストランに向かい、近藤を待った…。


「よぅ!」


近藤は何も無かったかのように現れた。

何て言えばいいんだ…?


「何だ?暗い顔して」

「…今日、大林さんから色々聞きました…」

「あぁ、大林かぁ」


近藤は俺達が何を聞いたのか分かったみたいだった。


「何か…すみませんでした!」

「…許さねぇよ」

「……」


沈黙が続き近藤が言った。


「許して欲しいなら、会社創立を手伝うんだな!」

「…はいっ!お願いします」


俺達の信頼と結束は確実な物となり、本当の第一歩を踏み出した。