「喜んで引き受けるよ」
俺と功太はガッチリと握手をする。
ーガチャ
ドアが開く音と一緒に朋が入って来た。
「何二人で楽しそうに話してるの?」
「男同士の秘密だよ。なっ?」
「ああ!」
「朋にも教えて!」
膨れっ面の朋を見て、俺と功太は笑った。
最後の手術が終わったら、俺は朋に婚姻届けを渡すんだ。
そして、病室で俺と朋と功太でやる、小さな結婚式。
朋はちゃんとした式を挙げたがるだろうけど、それは伊集院に全部お金を返してからだ。
朋はそんなサプライズを喜んでくれるか?
数年後、俺と朋で住んでいる家に、子供が一人、又一人って増えていくんだ。
なぁ、朋。
幸せになろうな?
朋と出会った事で朋からいっぱい幸せを貰った様に、俺が朋を幸せにしてやるよ。
最後の手術が終わったら……。
そして翌日、いつもの様に手術を終え、目を覚ますと朋がナースコールを押して、医者を呼んだ。
「どう?調子は」
「大丈夫です」
「そうみたいだね。とてもいい顔をしてるから」
医者はそう言って笑った。
「先生…。後一回で終わりですよね?俺の手術…」
「あぁ。後一回だ。頑張るんだぞ」
「はい…」
その様子を見て、朋はニッコリと笑って言った。
「じゃあ、私、行くね!」
「…もう?」
「署名…。集めないと。健治が行けない時は私が行くから!」
俺と功太はガッチリと握手をする。
ーガチャ
ドアが開く音と一緒に朋が入って来た。
「何二人で楽しそうに話してるの?」
「男同士の秘密だよ。なっ?」
「ああ!」
「朋にも教えて!」
膨れっ面の朋を見て、俺と功太は笑った。
最後の手術が終わったら、俺は朋に婚姻届けを渡すんだ。
そして、病室で俺と朋と功太でやる、小さな結婚式。
朋はちゃんとした式を挙げたがるだろうけど、それは伊集院に全部お金を返してからだ。
朋はそんなサプライズを喜んでくれるか?
数年後、俺と朋で住んでいる家に、子供が一人、又一人って増えていくんだ。
なぁ、朋。
幸せになろうな?
朋と出会った事で朋からいっぱい幸せを貰った様に、俺が朋を幸せにしてやるよ。
最後の手術が終わったら……。
そして翌日、いつもの様に手術を終え、目を覚ますと朋がナースコールを押して、医者を呼んだ。
「どう?調子は」
「大丈夫です」
「そうみたいだね。とてもいい顔をしてるから」
医者はそう言って笑った。
「先生…。後一回で終わりですよね?俺の手術…」
「あぁ。後一回だ。頑張るんだぞ」
「はい…」
その様子を見て、朋はニッコリと笑って言った。
「じゃあ、私、行くね!」
「…もう?」
「署名…。集めないと。健治が行けない時は私が行くから!」


