大好きな人が居たから…

がんばれた!


また、他の会社の面接の時…

彼女は、両手でぎゅって僕の手をにぎり…

こう言った…

「私、ついていくから…
 
 リラックスして…」

きっと、心の底ではがんばっての言葉が繰り返されていたんだろう。

だまったまま、何度も何度も握っていた。

「ありがとう…」


ちっぽけな…

自分…

でっかい愛…


彼女とは、終わってしまった…

でも…

今、僕は…


福祉の仕事をしている。


こんな…

こんな…


ちっぽけな僕を待っていてくれる人が居るから…



笑顔でありがとう言われるたび…

がんばれる…

がんばれる…

がんばれる…

こんな…


ちっぽけな、僕があなたのためになれるなら…


がんばれる…

がんばれるんだ!