こうして肌を重ねても彼のそういう面は変わらないとわかると無性に嬉しくて、結乃は広い背中に手を回してギュッと力を籠める。
「耀さん、優しいから大丈夫……」
すると耳元でグッと何かを堪えるような声が聞こえた。
「結乃」
短い言葉を合図に耀は結乃を気遣いつつ、動きを速めていく。
「ん……っ」
結乃はただただ夢中でそれを受け入れる。
激しくなっていく行為の中、合わさったままの彼の唇だけはとても甘く感じた。
***
「あっ、耀さん! 今ちょっと動きました!」
「ああ、本当だ」
良く晴れた休日、結乃は耀とふたりで都内の動物園を訪れていた。
きっかけは夕食後にリビングでテレビの動物番組を見ていた結乃が『そういえば子供の時以来動物園に行ってないなぁ』と零したことだった。
本当になにげない独り言だったのだが、耀に聞かれていて『じゃあ行くか』と早速次の土曜である今日こうしてやってきたのだ。
今ふたりが見ているのはハシビロコウというアフリカ原産の大型の鳥だ。『うごかない鳥』として有名でこの動物園でも人気者らしい。
「耀さん、優しいから大丈夫……」
すると耳元でグッと何かを堪えるような声が聞こえた。
「結乃」
短い言葉を合図に耀は結乃を気遣いつつ、動きを速めていく。
「ん……っ」
結乃はただただ夢中でそれを受け入れる。
激しくなっていく行為の中、合わさったままの彼の唇だけはとても甘く感じた。
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「あっ、耀さん! 今ちょっと動きました!」
「ああ、本当だ」
良く晴れた休日、結乃は耀とふたりで都内の動物園を訪れていた。
きっかけは夕食後にリビングでテレビの動物番組を見ていた結乃が『そういえば子供の時以来動物園に行ってないなぁ』と零したことだった。
本当になにげない独り言だったのだが、耀に聞かれていて『じゃあ行くか』と早速次の土曜である今日こうしてやってきたのだ。
今ふたりが見ているのはハシビロコウというアフリカ原産の大型の鳥だ。『うごかない鳥』として有名でこの動物園でも人気者らしい。



