天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


その笑顔に、今度は胸の奥がキュンとなった。

ホントは、この感覚が……この気持ちがなんなのか、わかってる。

でも、ずっと男子と関わるのが苦手だったから、そんなわけないって否定してた。

いつも、男子とほとんど話さないから緊張してるだけだって言い訳してた。

だけど、現実は残酷だ。

伊吹ちゃんが日生くんを好きだと知って、はっきり自分の気持ちに気づくなんて……。

でも今更言えるわけない。

私も日生くんのことが好きなんて―。