天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


「ねぇ、どっちから告白したの?」

友達の恋バナ大好きなあたしは、早速気になってたことを訊いてみた。

「夏川くんの方かな」

「え~そうなんだ?」

なんか夏川くんが真剣に告白するところってあまり想像つかない。

「なんて言われたの?」

「ヒミツ」

「え~っ! 気になる!」

なんてはしゃぎながら、その後も3人でガールズトークしたり駅周辺のお店を見て回ったりして、気づいたらあっという間に夕方。

外はもう真っ暗だ。

「今日は流奈ちゃんと風磨くん家にいるの?」

伊吹に訊かれてスマホの時計を確認すると、いつのまにかもう18時になっていた。

「うん。今日もお父さんとお母さん仕事で遅くなるから、あたしはそろそろ帰るね」

「そっか。じゃあ今日はこれでお開きにしようか」