天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


今日は3人で女子会する約束なんだ。

学校最寄駅で待ち合わせして、駅ビルや周りのお店でガールズトークする、いつものパターン。

「お待たせ!」

駅ビルにあるドーナツ屋さんで、先に席を取って待っていてくれた伊吹と咲姫に声をかけた。

冬休み中だからか、店内は私たちと同じように高校生らしき人達や、小さい子を連れた家族で賑わっている。

「私たちもさっき来たばかりだから、大丈夫」

笑顔で言ってくれた咲姫の隣に座ると、

「流風はホットココアでいいよね?」

伊吹がそう言ってすぐ注文してくれた。

「咲姫、クリスマスデートどうだった?」

注文した飲み物が来たところで、あたしは咲姫に尋ねた。

咲姫はクリスマス・イブにデートスポットの定番であるテーマパークへ行っていたんだ。

「あ、楽しかったよ」

何かを思い出したのか、頬を赤らめて恥ずかしそうに言った咲姫。

これはもしかして何かあった?