夏休みの終わりに3人で遊んだ時、夏休みの間に起きたことを聞いたけど。
私にとっても衝撃的で、かなり驚いた。
結局、咲姫は日生くんの誕生日以後日生くんと気まずい状態のままらしい。
新学期が始まってからも、ふたりはほとんど話さず、お互いを避けている感じだと流風が言っていた。
咲姫が落ち込んでいるのを見るのは、友達として辛い。
でも、これは咲姫と日生くんの問題だから、私が口出しできることじゃない。
今は時間が解決してくれることを信じて、見守ることしかできない。
「これからどんどん文化祭に向けて忙しくなるよね~」
流風がわざと明るい声でそう言って、
「うん。そうだね」
咲姫もほっとしたような笑顔で頷いた。
「ね、そう言えばさ。伊吹、夏川くんといい感じだってウワサになってるよね」
「え!?」
突然予想外の話を振られて、思わず大きな声を出してしまった。
「え、そうなの!?」
咲姫も驚いたような表情で流風の方を見ている。
