少しの沈黙の後、玲央がつぶやいた。
何か言われる?
緊張しながら次の言葉を待っていると…
「明日、バスケ部の練習出るから、16時に駅待ち合わせでいい?」
玲央が学校最寄り駅に待ち合わせを決めてくれた。
「うん。わかった。じゃあ、また明日」
電話を切ると、
「良かったじゃん、咲姫」
流風ちゃんが嬉しそうに言ってくれた。
「うん、ありがとう」
会いたくないって言われたらどうしようかと思ったけど、無事に会えそうで私も安心した。
「じゃあ、また明日報告待ってるからね!」
「うん。また明日電話するね」
そして、私は流風ちゃんと別れて家に帰った。
明日、玲央にちゃんと話そう。
玲央に内緒でプレゼント用意したかったから、バイトしてたこと。
それできちんと仲直りしよう。
そう思っていたのに、まさかあんなことになるなんて――。
