天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


「ちなみに今年は男子がテニスで女子がバドミントンだぞ~」

バドミントン!?

「やった、ラッキー!」

流風ちゃんが嬉しそうに言った。

流風ちゃんはバドミントン部に所属しているんだ。

「良かったね、流風ちゃん」

「うん。咲姫はバドミントンも苦手?」

「う~ん…バスケよりは出来るかなって感じだけど」

「じゃあ、また日生くんに手取り足とり教えてもらったら?」

「えっ!?」

流風ちゃんの言葉に思わず顔が熱くなる。

去年の球技大会の時、クラス練習の後の自主練習で玲央にバスケを教えてもらった。

でも、それが学校中に広まって…大騒ぎになって大変だったんだ。

「それでは、チーム決めをします。順番にくじを引きに来て下さい」

流風ちゃんと話しているうちにロングホームルームが始まって、体育委員が前に立ってチーム決めが始まった。

今年こそ流風ちゃんと一緒のチームになりたいな。

そしたら、流風ちゃんに教えてもらえるし、心強いもんね。

そんなことを思いながら、流風ちゃんと一緒に前に行ってくじをひく。