天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


ジェットコースターの乗り場に着くと、春休み中ということもあって結構並んでいた。

私は身長制限に引っ掛かることもなく無事に乗ることができた。

「あ~楽しかった」

「良かったな、身長制限引っかからなくて」

「だから大丈夫だって言ったでしょ!」

「次、何乗る?」

「う~ん…どうしようかな」

マップを見ながら考える。

この遊園地のアトラクションはメリーゴーランド、ジェットコースター、観覧車、お化け屋敷と定番のものだけで、あとは小さい子向けの乗り物があるくらい。

小さな頃はすごく広く感じたけど、実はそんなに広くなかったんだなって思う。

「あ、メリーゴーランド乗りたい!」

歩きながら見えてきたメリーゴーランドを指さして言ってみた。

ちょうど乗り替えの時間らしく、列に並んでいた人達が動き出していた。

「あ、もう乗れそう。早く早く!」

玲央の腕を掴んで軽く引っ張りながら走りだす。