天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


「ごちそうさまでした」

俺の言葉に反応して目を開けた咲姫は、やっと意味がわかったようで、顔が真っ赤になってる。

「咲姫、顔真っ赤」

「…だっ…だって…」

恥ずかしそうにうつむいている咲姫。

ホント可愛い。

「……やっぱり咲姫見てると触りたくなる」

そう言って、咲姫を抱きしめた。

相変わらず小さくてふわふわで、猫みたいで。

触れていると癒される。

「玲央。大好きだよ」

不意に、咲姫が言った。

「俺も、咲姫が好きだよ」

咲姫に出会って、初めてもっと笑顔が見たいと思った。

もっと近づきたいと思った。

もっと触れたいと思った。

初めて本当の「好き」っていう気持ちを知った。

これから、もっともっと甘い時間を過ごしたいから。

覚悟しとけよ、咲姫。

そう、咲姫と過ごす甘い日々はまだ始まったばかり―。