天然クール王子は仔猫ちゃん溺愛中。


なんか誤解してるな。

「もらってねぇよ」

キッパリそう言うと、

「なんで?」

咲姫が驚いたように訊いてきた。

「なんでって…彼女いるからに決まってんだろ」

咲姫からのチョコ以外もらう気ないし。

「せっかくならチョコより甘いものがほしいんだけど」

「……え?」

俺の言葉に、咲姫は意味がわからないと言う様に首を傾げた。

「わかんねぇの?」

相変わらず純粋すぎるというかなんというか。

「咲姫、目閉じて」

「……?」

不思議そうな表情で言われた通り目を閉じる咲姫。