胸の奥が甘くしびれたような感覚になる。
「ごちそうさまでした」
そんな言葉が聞こえて目を開けると、極上の笑顔で私を見ている玲央。
「咲姫、顔真っ赤」
「…だっ…だって…」
こんなの恥ずかしいに決まってるじゃない。
恥ずかしくて、玲央と目を合わせられない。
「……やっぱ咲姫見てると触りたくなる」
玲央が笑いながらそう言って、私を抱きしめた。
優しい温もりに胸がいっぱいになる。
「玲央。大好きだよ」
自然と言葉になって溢れた想いに、
「俺も、咲姫が好きだよ」
玲央がそう答えてくれた。
好きな人に“好き”って言えること。
好きな人に“好き”って言ってもらえること。
きっと、すれ違って遠回りしたからこそ感じられる幸せ。
男の子が苦手だった私に、恋する気持ちを教えてくれた玲央。
これからもずっとそばにいてね。
きっと…玲央と過ごす甘い日々はこれからも続いていく―。
