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翌日。流風が咲姫に連絡をしてくれて、私達は学校の近くにあるドーナツ屋さんで会うことになった。
私は流風と一緒に一足先にお店に入って、咲姫を待っていた。
「咲姫、こっち」
流風が咲姫に気づいて声をかけた。
「お待たせ」
咲姫がコートを脱いで私の隣に座った。
飲み物を注文して落ち着いたところで、
「……実は、咲姫とちゃんと話したいことがあって」
流風が話を切り出した。
そして、私は、咲姫と日生くんの気持ちに気づいていながら日生くんとつきあってたことや、日生くんと別れたことを正直に話した。
「ごめんね、咲姫。ずっと苦しかったでしょう?」
私の言葉に、
「そんな、謝るのは私の方なのに……」
咲姫が泣きそうな表情でつぶやいた。
「いや、私だよ」
「あたしだよ」
そして流風と同時にそう言って、3人で思わず顔を見合わせて笑った。
その瞬間、張り詰めていた空気が緩んで、温かい雰囲気に変わった気がした。
「ねぇ、咲姫。これからは遠慮しないでうちらに相談してよ」
「そうだよ。せっかく友達になれたんだから」
流風の言葉に続いて私がそう言うと、咲姫の瞳から涙が溢れた。
