「嬉しいです。ありがとうございます」
ちょっと恥ずかしそうにしながらも、2人がお礼を言って、拍手が起こる。
「続いて男子部門第2位は、夏川 爽くん!女子部門第2位は、山口栞さん!」
え!? 爽くんが2位!?
「夏川くんが2位かぁ~」
驚いてる私の隣で、流風ちゃんがつぶやく。
たくさんの歓声が沸き起こる中、爽くんがステージに立った。
私は、小さい頃のいつも私をからかってたイヤなイメージしかないけど。
ここまでくると爽くんのモテ男子ぶりを認めるしかないかも。
「第2位、おめでとうございます」
「ありがとうございます」
爽くんが笑顔で答える。
「夏川くんはサッカー部に所属と言うことで、モテ男子の要素バッチリですね~。入学早々からたくさんのファンがいるみたいだけ
ど、かなりの人から告白されてるんじゃないですか?」
「いや、実際はそうでもないです。それに…俺、好きな子いるし」
……えっ!?
