「手、繋いでもい?」
私たちは手を繋いだ。
さっきまでも不安は、秀一の手の温かさに安心して消えた。
当たり前のように近くにいた秀一は、近すぎて分からなかった。
記憶が無くなったことで、1番近くでいれたことが、自分の気持ちに気付く大事なきっかけだった。
ただの幼なじみから、大好きな大事な存在へと変わった。
今から、幸せな道を歩む。
何かあっても、秀一が守ってくれるって信じてる。
2人なら乗り越えていける。
そう思えるから、一緒にいよう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…