ふたりの王子は時々甘くて時々苦い。


「もう、はやくご飯食べてしまいなさい。」


「はーい。」


ままの一言で私は準備を後にし、リビングに向かった。


まあでも朝はこんな喧嘩するけど、普段は仲がいい。
(瑠衣は置いといて……。)

理久は頭も良くてテスト前には勉強も教えてくれる。
先輩いわく、学校でもかなりモテるそう。
さーーすが私の兄!!!!



それに比べて瑠衣といったら……


「何見てんだよ。」


「べっつにー。」


ご飯を食べながら瑠衣は私をにらみつけた。

もう本当に黙ってたらかっこいいのにね……
あと雰囲気怖くなかったら。。



私が用意を済ませた時、部屋に理久が入ってきた。

「妃依できた??」


「うん!!いこ!」


理久はこうやっていつも部屋まで迎えに来てくれる。
こういうとこがモテるんでしょうね……