くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

ってな訳で火事の現場に駆けつける狭霧と白雪

「良かったねぇ白雪〜これで凍え死なんで済むやん」

ウキウキ顔の狭霧

「やっぱり私の日頃の行いがいいけんよ」

と無神経な事を言い合う二人

周りの視線なんか気にせずに十分暖まったら

「ちょっと火種持って行ったらあそこでも寝れるかな?」

「う〜ん…でもちょっと火の勢い強すぎん?黒焦げなっちゃうよ」

被害者家族なんて知ったこったねぇと言わんばかりにバカ話してたら

『え〜い邪魔だ邪魔だ』

と今頃火消しの連中がやって来た。