くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

気が付くと頭の上からちらほらと何か降って来てる。

「ねぇ白雪ぃ変なのが降ってきよぉけど…これ何かいな?」

「ったく…狭霧は物を知らんっちゃねぇ…これは、火の粉って言うのっ」

白雪がイライラしながら答えた後で二人顔を揃えて

「火の粉って事は…」

「誰かがどっかの屋敷燃やしよぉって事やろ?」

ニンマリ笑って

『バンザ〜イ火事だぁ〜誰か知らんけどありがとうねぇ』

ったく…くの一は…