くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

「美味しいねぇ〜今回狭霧の役回りは全部あたしが引き受けちゃあけん、大人しく脇役しとき」

なんて言いながら箸を忙しそうに動かし回る。

「くぅ〜朧なんかに主役は任せられん…米は別腹だ」

意味不明だが狭霧は、食い物への執念で復活する。

「籠酔いなんかに負けよったら明日もメシ抜きやん。あたしらは藩の重大な任務を背負ってんだからね」

あたしのセリフに押された十兵衛もちびりちびり食い出す。

そう…腹が減っては戦が出来ぬ。

昔の人は、いい事言ったもんだ。