「十兵衛…お主は前回一緒に余の危機を救う為奔走しておるではないか。気心は知れておろう。それに3人は長崎警備の者と面識が無い。お主は中に入って事を円滑に運ぶのは当然であろう」

う〜ん…殿ってば色々考えてたんやな

「そうですわ…十兵衛様が居てくれるから私達も安心してご奉公できますわ」

真っ先に白雪が殿の案に賛成した…が

見捨てられかけたのアンタだよ。

う〜ん…教えてやりゃ良かったかな?

「まぁ十兵衛は支払いと瓦版読みって重大な仕事もあるし…」

狭霧の言い方だと、十兵衛の仕事って誰でも出来る事なんだけど…