くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

「お主らも遠慮のぅ食うがよい。仕事の前にしっかり栄養を取ってもらわねばな」

くの一に気遣う殿

本音では、『こんなワガママで気紛れでたまたま殿の危機を救っただけのバカ女に藩の貴重な備蓄を使う事無いのに…』と思ってる十兵衛は憎々しげな目付きをしている。

「それと十兵衛、3人が思う存分仕事出来る様に…頼んだぞ」

殿ってば十兵衛にあたし達の事頼んでるよ…

今までのやりとりで犬猿の仲って解りそうなもんだけど…

「と、殿っ…それがしが、こやつらの世話を見なくてはならんのでござるのですか?」

突然の指名に狼狽する十兵衛…