くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

「実は…籠の担ぎ手さんに用があるんですけど…たった一回っきりでもこの子は印象に残っとぉやろうね〜って」

おばちゃん渋い顔して…

「ここには、エレベーターやら無いわよ。いくら長崎でも…アンタの細腕でその子背負って行くしかないわね」

やっぱり…時代設定が江戸時代なのにパソコンやバスやら出て来るけんエレベーターにも結構期待してたけど…

世の中そんなに甘くないね。

ってな訳で大八車は中庭を通り抜けて隣の棟に向かうのだった。