くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜

「ならば参ろう」

そう言って両手の鉤を構え直す左門に対して

「その答えがこれよ」

と器用な足使いで傍らにあった小型火鉢を手繰り寄せ左門に向け蹴り放った。

「うおっ」

火鉢を投げつけられた左門は一瞬躊躇するが、すぐに落ち着きを取り戻す…が辺り一面灰だらけの真っ白け

当然何も見えんし…むせる。

「ゴホゴホ…これ悟られん為やったんか…ゴホゴホ…手元に注意集める為の裁ちバサミって訳ね…でもあの子…この先どうするか考えとぉっちゃろか?」

そういう理由だったみたいね