国王は、嘆き、悲しんだ 「あっーわたしが、あの付き人の話を、もっと真剣に聞いてやってればー」 背中に傷を、負ったあの付き人は、呼びもどされ、 へいを、取り壊すように、命ぜられた 森に、あの湖に、平和が 戻ってきた しかし、満月の夜 湖が水晶に、照らされ、光輝く日、 あのゴールド王子が精霊を追いかけ、湖に飛び込む姿を、付き人は見たと言う。