「なぁに見てんの、」

「、、べつに」

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「おとはー、俺お腹すいた」

「おい、寝てないで俺の話聞けよ
って、、そんな可愛い寝顔見せんな」





















ーーキーンコーンカーンコーンーー

桜舞う入学式

新しい制服に身を包み、新しい地に足を踏み入れた。

私、小池音葉(コイケオトハ)はそう日記に書いた。













幼馴染である そうちゃん、逢坂 颯太(アイサカ ソウタ)とは同じクラスであり、新しい環境であったため安心した。






クラスの人たちも、とても優しそうな人ばかりでとても安心した。
一番前の席だし、授業も安心だ!







「おとは、一人まだ来てないな」そうちゃんが言った。
「ホントだ、迷子になってるのかな?」
そうなら、とても心配だ
「おとはが心配する必要はないよ。」
心を見透かされたように、そう言われた、


幼馴染の力ってやつ??









よくあるパターンでは、そうちゃんが、私のことを好きで幼馴染をやめて、恋人となる展開だが、

残念ながら私は3年前にそうちゃんに告白して、やんわりと断られてしまったのだ。


恋は不向きなのかもしれない














「、すんません 遅れました
嘘でも、おばあちゃんを助けていたと言えば良いですか?」
これで、クラス全員が揃った
彼の発言にみんなクスッと笑った。




「嘘はつくな、あとで話は聞かせてもらおう」
先生は笑いをこらえた声で、そう答えた。










彼は、特別容姿が優れていた
だから、私は彼に一目惚れしたのだ。