蝶と柊 ~冷たくて甘い君~




ソファが2つあって、間にテーブルがあって。こじんまりとした空間。



こんなところ、存在自体知らなかったし、当たり前だけど初めて入ったよ……



「ここの存在は基本的に先生たちしか知らないから、他の生徒には口外しないように」



「は、はい…」



「それで今日、華月をここに呼んだ理由についてなんだが」



「はい」



ついに本題だ…



と、思ったその時。



_コンコン



誰かが扉をノックする音がして。



「ああ、もう来たのか」



先生はこの音を待っていたかのような反応を示す。



「あ、あの…?」



「入っていいぞー」



戸惑う私をよそ目に、先生はその人物を部屋の中へ呼ぶ。