「俺がお前の最良のペアに選ばれたから?」
春休み中に偶然出会った男の子との突然の再会に、驚きが隠せない。
しかも、わたしのペアなの……⁉︎
まさかこんなかたちで再会することになるなんて。
「び、びっくりです。こんな偶然あるんですね」
「俺はなんとなく気づいてたけど。お前が服従者だって」
「えっ、そうなんですか⁉︎」
支配者と出会っても大丈夫なように、薬を飲んでいたから発作とか起こらずにすんだけど。
まさか、服従者だって気づかれていたなんて。
「ってか、名前なんだっけ?」
「椎波羽瑠です」
「あー……そーいや、そんな名前だったか」
「えっと、名前聞いてもいいですか?」
「霞見俐月」
わたしと同い年で、今年から高校二年生になったみたい。

