これはぜったい羽瑠のこと気に入った。
「母さん。急に抱きついたら羽瑠がびっくりするから」
引き離そうとするけど、母さんは羽瑠を離そうとしない。
羽瑠は何が起きてるのかわからず、どうしようって慌ててるし。
「だって、こんなに可愛い子が来るなんて聞いてないもの!」
それにしても、母さんが羽瑠を気に入るスピードが想像以上に速すぎる。
「あっ、そうだ。これよかったら召し上がってください……!」
「まあ、わざわざありがとう! うれしいわ~!」
「ケーキなんですけど、お好きですか?」
「もちろん! わたしのために買ってきてくれたのかしら? 羽瑠ちゃんは可愛い上に気づかいもできちゃう子なのね~素敵!」

