絶対強者の黒御曹司は危険な溺愛をやめられない



しばらく眠りに落ちてからぼんやり意識が戻って、ゆっくり目を開けた。


あれ、ここどこだろう……?


たしか、わたし廊下で倒れたはずなのに、身体は痛くないし、やわらかいベッドの上で横になってるような感覚。



それに、誰かがずっとそばにいてくれたような気がする。


でも、周りを見渡しても誰もいない。


それに、ここはわたしの寮の部屋だ。


もしかしたら俐月くんが……なんて、淡い期待を抱いていた。



* * *



ついに起きるのもつらくなって、授業を休むことになった。


あまりにずっと続いているから、いったん実家に帰って病院で検査してもらったほうがいいのかな。


倦怠感っぽいものがあって、相変わらず食欲もないし、夜もあまり深く眠れてない気がする。