絶対強者の黒御曹司は危険な溺愛をやめられない



「なんで俺、お前のこと気になってんだろ」

「へ……」


「とりあえず今は休むの強制な」


なんて言って、連れて行かれたのは屋上だった。



黒光くんに手を引かれて教室を出るとき、教室内に悲鳴が響き渡ったのは言うまでもない。


しかも、今ちょうどお昼休み終了のチャイムが鳴った。


なのに、わたしはなぜか黒光くんと屋上のベンチに座ってる。


「えっと、このあとまだ授業が……」


「んなの休めばいいだろうが。どうせ昨日あんま寝てねーんだろ?」

「っ、どうしてそれ……」


「顔色悪いんだよ。あと、たぶん俺のせいだろ。悪かったな」


「どうして、黒光くんが謝るんですか……」


「俺が言ったこと気にしてるだろ。あのとき、お前に結構きつく言いすぎた」