「そ、そうです! というか、あの飼い主さん黒光くんのお母さんだったんですね!」
まさかこんな偶然があるなんて。
これには黒光くんも驚いてる。
「むぎちゃん元気そうでよかったです! このロック画面の写真とっても可愛いですね!」
「……他にも可愛い写真あるし」
「そうなんですね! また今度見せてください!」
「あとむぎは男だから」
「はっ、ごめんなさい! あまりに可愛かったので、勝手に女の子だと思い込んでしまって」
黒光くんがスマホをいじり始めたかと思えば、わたしのほうに見せてきた。
「……ん、特別に見せてやる」
「わー、可愛い!」
家の中で元気に走り回ってる動画を見せてくれた。

