「なに怒ってんだよ。 ホントのことだろ?それに陸は愛理ちゃんとやりたい放題のクセにさ」 「2度とこの話はすんな!」 なにがやりたい放題だよ? てか、アイツのことをヘンな目で見んな! あーくそっ! もうわかってると思うけど、あれからも俺と愛理の間には…なに1つ、やましいことなんてない。 小学生みたいに、ただ手をつないで歩くだけ。 「ったく、いつまでこんな……」 そう愚痴をこぼした俺の前に 「お疲れ様です。はい。どうぞ……」