───────────・・・ スーッスーッ… 「……フッ」 なにも悩みがなさそうな…そんな幸せそうな寝顔を見ていると、思わず微笑んでいた。 嵐のような豪雨は知らぬ間にどこかに消え…今、聞こえてくるのは 俺の胸の中で笑ってるように眠っている愛理の寝息だけ。 「なんつー安心しきった顔してんだよ?てか、こんな顔…他のヤツに絶対に見せらんねぇよ」 欲しかったものがこんなにも俺の近くにある。