えさほいさ、えっさほいさ、

とにかくおじいちゃんは、山で芝刈りをしていた。

よすよす、ここいらで終わりとすっか。

と思ったおじいちゃん、トタン!

トタン屋根。

眼の前に、なんと、おおきなおおきなつるがいたそうな。

つる!

まじで!

桃ではないのか?まあいい。

おじいちゃん、見かねてそのつるを助ける。

「大丈夫かの」

おじいちゃんが問う。

「だいじょうぶ〜」(ばってっん)

大丈夫なのか、だめなのかはっきりしい!

おじいちゃんは言う。

つるは言う。

「助けてくれたお礼になにかしてあげましょう」

「じゃあ、肩をもんでくださらんかね。」

とおじいちゃんはいった。

が、しかし、つる。

「煩悩ないなー、もっとほかのあるでしょ、金銀財宝とか」

「ない!のじゃ。」

とおじいちゃんは言う。

じゃあ、そんな煩悩ないなら折り鶴あげる。

「あめちゃん上げる的な。」

おじいちゃんは言った。

「では、さらばじゃ、とちゅるが言って飛んでいったそうな」