フィクションすぎるこの恋は。




「今日は皆同じ電車で帰るし駅で会えるんじゃない?そうしたら告れるよ?」


他人事なサキは簡単にそう言ってのける。

……まぁ、サキらしいけど。






「まぁ、会ったらね。頑張ってみるよ。」



絶対会わないしね大量に人いたら、なんて考えて、軽い気持ちで了承した。




「あー!言ったね?絶対だよ?今日の夜LINEするからね?」

「会わなかったら無理だけどね。」

「絶対告るんだよ?」

「……これで、振られたらどうするの?」

「振られないからだいじょーぶ!」



なんてじりじり暑い中、言い争っていると珍しくあっという間に駅についてしまった。



ここまで来たらいーちゃんとサキとはバイバイだ。



私は電車通学だけど、2人はバス通学だから向かう方向が逆なのだ。