私の、そんな表情を察してか..................
「ごめんなさい、無理に声かけて」
少し残念そうな声色で言う、男の人。
なんだろう?偶然だったとしても。
なぜか直感的に、
この人は〝誠実そう〟って感じて.........
でも、そんな彼にすら何も、
言えなくなってしまう私は、すごく弱虫。
自分では出来なかったけど、
〝誰か〟のお陰で巡り合った目の前の彼。
でも前に、〝マッチングアプリ〟を、
やってみようと思ったとき。
結局、尻込みして、
アプリを始めることすら出来なかった............
〝美希ちゃんの隣にいて、
恥ずかしくない友達になりたい〟
そう思ったのに、
彼氏すらまともに作れなくって。



