「美希ちゃん、凄い、な、」



美人で、社長令嬢で、
おまけに、仕事も出来る美希ちゃん。



それは、高校生の時から変わらなくって。



高校生の時は、
生徒会長をやっていた美希ちゃん。



そんな美希ちゃんの周りには、
昔から、たくさんの人たちがいて。



私なんか、クラスに馴染めないから。



美希ちゃん達グループを、
遠くから見てるに過ぎなかったのに.........



ある日、私が1人で図書室で本を、
読んでいる時に美希ちゃんが声をかけてくれたのがキッカケで。



それ以来、私は少しずつ、
美希ちゃんと話すようになった。



美希ちゃんとこうして、
〝何気ない約束〟が出来るのも美希ちゃんのお陰。



でもね、ときどき思うの..................っ。



私なんかが、美希ちゃんと、
友達でいていいのか?って.........不安になる......っ。