羽野さんを見つめる
私の顔は、完全に真っ赤そのもの。
そんな私の顔を見て.....................
「その真っ赤な顔も可愛くて好きです」
直接的表現で言う羽野さん。
(可愛いばっかりは、ズルい.........っ、)
心の中でそう思っていると。
「仲道さん」
私の〝本当〟の名前を紡ぐ羽野さん。
そして...........................
「僕は仲道さんのこと、」
〝何か〟を言おうとする羽野さん。
ん?んんん?
これは、振られるか告白のどちらか.........?
『仲道さんのこと、』って言ってる時点で、
その可能性は高くなる気がして..................