「〜〜っ、だめじゃない、です、」
(ぅ、やっぱりだ.........っ、断れない、)
強要しないのは、きっと羽野さんの優しさ。
「凄く、嬉しいです」
「〜〜っ、」
〝嬉しい〟そう言って、
微笑む羽野さんに、ドキッとする私。
羽野さんの手..................すごく暖かい。
そう思っていると........................
「僕、言いたいことがあります」
なにやら真剣な声色で言う羽野さん。
「羽野、さん..................?」
不思議に思って、
名前を呼びながら羽野さんの方を向くと。