そして........................
「...............ぅ、あ、カフェオレで、」
メニューをほとんど見ないまま、
私が、とっさに指差したのはカフェオレ。
すると、あまりに速攻で驚いたのか.........
「.........他にもメニュー、ありますよ?」
男の人は気遣って、確認してくれた。
でも...........................
「すいません、カフェが良くって、」
私がそう言って頭を下げると。
「いや、カフェオレ好きなの、
可愛いです。それじゃ、注文しちゃいますね」
男の人はそう言って、
ニコッと微笑むと、注文をしてくれた。



