あの頃の私は、目標も決められず一時的にフェリーチェでバイトをしているという状況だったのだ。
国際線のCAになるという夢を失くした私は、いつの間にか心を腐らせていたんだと思う。ともすると自分を卑下する言い方をしていた。
でも彼は、そんな私を叱ってくれた。
会う時間がなかなか取れないと謝る彼に、投げやりな態度を取ったときも、流さずにちゃんと向き合ってくれて。ときに厳しく、私を見捨てずに、彼はいつだって救い手のを差し伸べてくれたのだ。
グランドスタッフになる新しい夢を持てたのも彼の応援があったから。妊娠に気づいてあきらめたけれど……。
『別にいいってなに? 俺は君とちゃんと話がしたい』
今だって彼は間違っていない。焦っていたとはいえ私の酷い言い方を、ちゃんと諫めてくれる。
そんな彼に背を向けて、逃げたのは私。
ふと、大空と翔真の笑顔が脳裏に浮かぶ。
本当はちゃんと話をしなきゃいけないんだよね。ふたりは私だけの子じゃない。航輝さんは父親なんだもの。
国際線のCAになるという夢を失くした私は、いつの間にか心を腐らせていたんだと思う。ともすると自分を卑下する言い方をしていた。
でも彼は、そんな私を叱ってくれた。
会う時間がなかなか取れないと謝る彼に、投げやりな態度を取ったときも、流さずにちゃんと向き合ってくれて。ときに厳しく、私を見捨てずに、彼はいつだって救い手のを差し伸べてくれたのだ。
グランドスタッフになる新しい夢を持てたのも彼の応援があったから。妊娠に気づいてあきらめたけれど……。
『別にいいってなに? 俺は君とちゃんと話がしたい』
今だって彼は間違っていない。焦っていたとはいえ私の酷い言い方を、ちゃんと諫めてくれる。
そんな彼に背を向けて、逃げたのは私。
ふと、大空と翔真の笑顔が脳裏に浮かぶ。
本当はちゃんと話をしなきゃいけないんだよね。ふたりは私だけの子じゃない。航輝さんは父親なんだもの。



