双子パパは今日も最愛の手を緩めない~再会したパイロットに全力で甘やかされています~

「はあ、まあ――。そうですけど」

「要するに、君には特別ってこと。大事な君の周りの人も大切にしなきゃだろ?」

 そう、堂々と言われると調子が狂う。

「まあいい。今のうちに案内しよう」

「はい」

 あらためて室内を見回しながら歩く。

 おそらく二十畳はありそうな広い空間は、丸太でできた仕切りでなんとなくゾーン分けされている。子どもたちを寝かせたスペースは少し奥まっていて天井が低くなっていて、その上にはロフトがある。

 航輝さんに促されて、階段を上ると、ロフトスペースには大きなマッサージチェアがあった。

「うわー、大きい」

 腕も脚もそれぞれ包み込む形をしている。

「お風呂上がりに使ってみるといい。気持ちいいよ」

「はい。借りてみます」

 っていうか、今すぐやってみたい。なんて思っていると、そこから数歩上がり、別の部屋を案内された。

 扉を開けると――。

 きゃあ。

 ぐいっと手を引かれて、どさっと倒れ込んだ先はベッド。

「ここはご覧の通り寝室ね」