双子パパは今日も最愛の手を緩めない~再会したパイロットに全力で甘やかされています~

 さすがに断ってくるかと思いきや、彼はまんざらでもない様子で、私さえいいと言えば一緒に入りたいという様子。

「わがままはだめよ。おにいさんは忙しいんだから」

「えー」と、しきりに残念がる子どもたち。

 祖父以外の男性とゆっくり過ごした経験がないからか、はしゃいでいて止まらない。

「また今度ね」

「いつ?」

 彼は私を見る。

「んー。今日を含めてあと三日は休みだから。ママさえいいと言ってくれれば今夜 でもいいんだけど?」

「えっ、そ、それは」

 いきなりそんなことを言われても。

「でも急だもの、なにか予定とかあるんじゃない? 無理しないで」

「いや、なんの予定もないよ」

 うっと言葉に詰まる。本気なの?

「君の休みはいつ?」

「私は、えっと。明日がお休みで」

 なんだったら、あさってもお休みだ。

「じゃあ、ゆっくり話をしないか?」

 その目は真剣だ。

 いずれにせよ、いつかはちゃんと話をしなければいけない。ごくりと喉を鳴らし「わかった」と答えた。