双子パパは今日も最愛の手を緩めない~再会したパイロットに全力で甘やかされています~

 子どもたちがよちよちしながら走ってくる。

「おにいさんが来たよ」

 わーいと喜ぶ子どもたちと手をつなぎ階段を下りた。

「おにーさん。おもちゃは?」

「持ってきてくれたよ。楽しみだね」

「ヒコーキ?」

「そう。飛行機のおもちゃ」

 玄関を開けて入るなり、子どもたちはリビングに走っていく。

「やあ、こんばんは」

 彼はソファーから立ち上がり、子どもたちの視線に合わせるようにしゃがみこんだ。

「こんばんはー」

 走ってきたくせに、まだ少し恥ずかしいのか、私の脚にしがみついたまま子どもたちは挨拶をする。

「持ってきたよ。約束のおもちゃ」

 袋から次々と出して、テーブルに並べていくぬいぐるみや玩具は、どれもこれも飛行機の形をしていたり、飛行機の柄がついていたりする。

 興奮する子どもたちを相手に、彼は床にあぐらをかいて一緒に遊び始めた。

 楽しそうな彼の様子安心して声をかけた。

「航輝さん、シチューなんだけど夕食一緒にどうですか?」

「ありがとう。いただくよ」